誰よりもロータスを知るジャーナリスト、ジャビー・クロンバックが遺した名著。
今は亡きフランス人ジャーナリスト、ジャビー・クロンバックが、親友でもあったコーリン・チャプマンの生涯と、ロータスの発展の模様をクロスさせながら書き進めていく1冊。
序文の中に、「引退したら、君との想い出を書くことにしようと、チャップマンと約束した」とあるように、いちジャーナリストという立場を越えて、ロータスのPRマネージャー的な役割をも果たした”ジャビー”ならではの、深く切り込んだ視点が特徴。
モノクロながら貴重なチャップマンのプライベート写真も多い。
●Haynes刊
●383ページ(モノクロ)
●英語表記
おそらくチャップマンを知る手がかりとしては、最良の1冊
全ページモノクロながら、チャップマン幼少期の頃の写真から、プライベートのモノまで、実に質の高く貴重なカットが多く収められている。
ジャビーの深く、細かい描写も相まって、チャップマン研究には書かすことの出来ない1冊と断言できる。